イナフだった
憧れのブログが終わった
feedlyに更新情報が飛び込んできた瞬間、息を飲んだ
数多く更新が止まったブログを見送ってきたが、閉鎖することを本気で悲しんだのは今回が2度目だ
相互のお付き合いがあったわけでなく
一度ツイッターでリプライを貰ったくらいで大喜びする単なるファンの一人として
この人の文章が読めなくなることを心から悲しんだ
息の長いブロガーさんだったがさすがに消耗していたのだろう
僕の知る限りネットの世界で一番の文才の持ち主だった
今一度読み返しても僕を引き込み、圧倒し、ドロドロに酔わせるブログ
ブログで赤の他人の日記、エッセイを読み漁る楽しさを教えてくれた人たちの一人だった
僕がブログで自分語りをすることに大ハマりしたきっかけでもある
その質は遠く及ばないが、表現の方法についても多くの影響を受けて実践している
そんな大きなブログが、廃業の挨拶をアップした
それでも更新頻度がそこまで高いブログでもなかったから僕の生活は大して変わらないだろう
気付いたらごく稀に、五分やそこら暇つぶししてくれる読み物が用意されていた
それが無くなるだけ
それだけのことだ
でもいつまでも読めるような錯覚に陥ってたんだな
寂しい
禁酒を宣言したのはつい最近のことだけど、今夜くらいは好きでもないハイボールをたくさん開けよう「ウェーウ」
名指しもしていないからこの文章を見てもらうことなんてまず有り得ないんだけど
届ける勇気もない労いの言葉を
お疲れさまでした